IN TO THE DARK

守護霊は語らない
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初秋とはいえ残暑の残る9月初旬

残り香の様な暑さが容赦無く俺たちの身体に不快感を及ぼす

こんな時は ガンガンに冷房の効いた学食か図書館にでもしゃれこみたい所だが あいにく工事により立ち入り禁止となっている

仕方が無い…コンビニでも

そう思いながら向かった先のコンビニも 俺と同じ貧乏学生が本棚の前にビッシリ…


次の講義まで どの様にして時間を潰そうかと考えていた矢先…

ガボォォォンという轟音と共に耳をつんざく様な女の叫び声が鼓膜を震わせた


声の方向へ視線をやると
女子高生が一人 立ちすくんでいるのが見えた


何が起きたのか野次馬根性丸出しで行った先では…

波打った様にひしゃげた車のボンネット

その横には
見事な迄に頭部が粉砕された人間の姿があった

ここから見るに男か女かは判別できない

周囲にドス黒い液体をブチ撒けながら その肉体は一定の感覚でビクンビクンと痙攣している


虚像の様な その光景は暫くの間、俺の思考を停止させた

喉からせりあがる吐き気が 目の前に起きたソレが現実である事を教えてくれる



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