現代怪談vol.1

次は…
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こんにちは、不可解体験を書きにきました。聞いてください。

陸橋の上を歩いているときだった、がしっと後ろから腕を捕まえられた。ビックリ
して振り向くと50歳ほどのスーツ姿の見知らぬおじさんが。



「みーつけた」



昼間で回りに人はいたが死ぬほど怖かった、ちなみに補導されるような歳ではない。
はぁはぁ言いながら必死の形相。振り払おうにもほどけない程しっかり腕を握られ
ていた「間に合ったのかな…?ギリギリだと思うのだけれど」おじさんの言葉がまっ
たく解らず私はただ怖くて声が出なかった。
おじさんの握力が弱まった瞬間私は逃げました。追ってくるのか?と振り返ったが
おじさんは私に手を振って「次がんばってねー」と大きな声で言っていた。
わけが解らないがとにかく遠くまで逃げようと走っていると「きゃーーーーー」と
後ろから悲鳴が聞こえた。振り返るとおじさんの姿が無い、横で男の人が飛び降り
る瞬間を見てしまったと女子高生が騒いでいる。
ただ、ただ怖くてその場から逃げた新聞やニュースは何故か怖くて見れなかった。

おじさんは間に合わなかったのか?

次は私?

誰を探せばいいのだ?





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