1/1ページ目 祖母が亡くなり、田舎の屋敷には誰も住んでいないんだけど、座敷の奥にある古い置き時計は全く止まらずに動き続けている。 昭和の初めに作られた時計だから電池ではなく、ぜんまいで動く時計。 誰かがぜんまいを回してあげないと二ヶ月程度で止まってしまう作りなはずなのに―… 未だ動き続けている。 戦争で夫を亡くした祖母にとって、あの時計は波瀾万丈の昭和を共に生きて来た伴侶みたいなもので、とても大切にしていた。 亡くなっても尚、ぜんまいを回しに来てるのだろうか―… [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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