現代怪談vol.1

ドラ○もんの隠された話
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21世紀。日本はロボット開発技術の最先端にいた。

元来トヨタなどを筆頭に持ち合わせていた圧倒的な機械技術をロボット生産に分業し、抜きん出た実力を徐々に海外諸国に見せつけてきた結果である。

そして、天然資源を使わない新型走行技術が日本の開発チームにより熟達した。そのため従来の車産業及び利用は完全廃止。CO2削減などと謳う必要はなくなったかに見えた。
残す問題は「個人個人の要望に対応したザインのバラエティだな」と、技術担当者のコメントが全世界のメディア各位を賑わせていた。
ロボット生産は米中ヨーロッパ各方面に輸出、加え多数の生産工場を海外に持ち日本だけじゃなく世界的に生活の一部は「日本のロボット技術」なしでは考えられない状況に達していた。
しかし、日々ロボットによる功績が話題となっていた中、拭えきれない問題もあった。


元々リコールの少なくない国である。100%完璧なロボット生産は困難を極めた。
生産過程の途中で欠陥を見つける事は難しい。つまり、完全→起動→テストの段階でそのロボットが人間と共に生活を送る事が「可」か「不可」分かるのだ。

その「不可」ロボットがでてくる確率は某社の年間生産数のうち0.01%という。

パーセンテージからするとごくわずかに過ぎない。しかしコストなどの問題ではなく人間と共に生活する存在なので、欠陥は少なからず「痛手」なのである。世に繰り出してからでは遅いのだ。

実態は、生産開発側によりひた隠しにされたのは言うまでもない。混乱に繋がるのはシミュレーション実験でも表れていた。


しかし某日。東南アジアの某国某工場でこのような出来事が起きた…。


一目で欠陥だと分かりました。スパークしているSN5860093の目…いや正確に言えば視覚感知液晶部分なんですが、真っ赤だったんですよ。

スパークしているという事は高温になっている可能性が高いという事なので、助手のジャイコちゃ…いえ、ドウジンスキーに遠隔強制停止操作を指示しました。基本、稼働途中で強制停止操作は「可」ロボットではありえません。
パソコンと同じだろうとお考えの方は改めて下さいね。手順を追わない停止操作はロボットの「死」に繋がりますから。話が逸れましたね。

その時このままだと爆発する可能性があるのではと思いました。
僕も彼女もこのような欠陥ロボットの作動は見た事なかったので、少し冷静さを失ってましたね…



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