1/1ページ目 空から落ちる何かを見た これから急速に変わる日常を 意味していたのであろうソレは 愛するあの子の居る街へ 上から何かが落ちてくる 凄いスピードでこちらへ来る 奥に見えたのは何だっただろう 青い空と白い雲 陳腐だけれど美しい そんな世界だったかもしれない ただ傍観する事しか出来なかった 美しい光を放った街 そして昇った茸雲 全てが終わる爆発音 ただ鳴り響く蝉の声 頭上で爆発したソレは 私の全てを焼き尽くす 一瞬で終わっちゃったから 最早未練は消えていた 焼けて溶ける肌 街は地獄絵図だった 石の影はあの人が 階段の影はあの子だろう ああそれは夏の朝の事でした 8時16分を迎えられなかった あの夏の事でした。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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